中部学院大は初戦で敗退した。
0-6の7回から登板した冷水(しみず)秀輔投手(2年=耐久)が7点目を奪われた。東海地区・北陸・愛知3大学野球連盟の代表決定戦では連日の快投でMVPに選ばれたリリーフエースだが、劣勢の展開では輝けなかった。「取られてはいけないところで取られてしまった。自信のある直球を長打にされた。レベルが高くて、このままでは通用しないと思いました」と悔やんだ。
公立の伝統校・耐久(和歌山)時代はエース。母校は今秋、快進撃で近畿大会4強に入り、初の甲子園を確実にした。立役者となったのが背番号1を背負う弟の孝輔(2年)だった。
ケンカの記憶もないという仲のいい兄弟。日ごろから連絡を取り合い、共通の目標が「一緒に全国」から今秋は「一緒に神宮」に変わった。弟は惜しくも届かなかったが、歴史的な大躍進を果たした。
「弟の方が力は全然上です。ここぞというところでいい球を投げられる。1人で投げきれる体力もある。近畿を勝ち上がって、僕ができないことをやっている」と感服した。兄はまだ2年生。弟の活躍を励みに、これから何度も神宮に戻ってくるつもりだ。



