100万人が大熱狂! 「阪神タイガース、オリックス・バファローズ優勝記念パレード」が23日、大阪市の御堂筋と兵庫・神戸市の三宮で行われ、18年ぶりのリーグ制覇、38年ぶりの日本一を成し遂げた阪神岡田彰布監督(65)、V戦士が虎党に祝福された。史上初となるセ・パ球団による同日パレードは午前と午後で会場を入れ替え実施され、沿道観衆は両球団合わせて約100万人。関西が歴史的な1日となった。
岡田監督の一問一答は以下の通り。
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(囲み取材)
-ゴルフやって手を振って大変
「おーん。ほぐれたわ、肩と肘。こってたのに」
-想像と比べて
「いやいや、あのー、裏の方も、ものすごいおったからな。鉄柵かなんか作ってな。すごかったな」
-以前も経験されているが、あれだけの人数は
「どうなんやろ。どう? どのくらいか分かる? 発表した?」
-午前の神戸で26万人、大阪の方が多そうだったが
「大阪の方が多かったな、やっぱり」
-大阪は35万人
「35万。ああそう」
-それだけすごい規模
「それはすごいよ、それは」
-阪神のパレードは全て参加している、62年も父の関係で
「そうやなあ。どっちか忘れたけどなあ。(64年は開催されてない、と聞いて)そうか。じゃあ62年か。62年は幼稚園やなあ。64年が小学校1年やからなあ、あのオリンピックは。うん」
-オープンカーに乗った記憶はあるか
「あるある。白いブーツは覚えてるわ。白いブーツで乗ったん。それは覚えてるけどな。あれ、みんなオープンカーやったなあ」
-通った小学校からのスタートは感慨深い
「まあなあ。前はだって市役所の前やった。もう1個後ろの、中之島の。あそこ工事をやってるからか? なんかようわからんけど。あれ、ツインタワーになるんやな、前とつながるんやあれ。昔のミズノの後やもんな」
-印象に残った声援は
「ありがとうというのが多かったよな」
-あらためて勝たないといけないと思ったという話をした。勝つ喜びを知ることは大事か
「まあ、グラウンドでやってる選手がな、俺よりも。まあ、みんなほとんど初めてやん、ほとんどという選手がな、だからやっぱああいう光景を見てな、またね、1年後やろうっていうかな、こんだけすごいんだっていうかな、やっぱ間近にな、体験できるいうのはものすごい大きいと思うよ」
-1度の優勝で飽き足らず貪欲に何度も
「それはもう、ずっと前の時もそう思っとったんや、それができんかった(笑い)」
-1度優勝したチームは欲が出て強くなるという
「いやいや、そら強なってくれたらいいけど(笑い)。でもまあ、今のチームは前とちょっと違うからな、まだまだそんな完成されたようなな、そういうチームじゃないし、まだまだそらな、年齢的にもみんな若いし、伸びしろとかな、個人個人のそういう伸びしろは、まだまだあると思うから、そういう意味では楽しみよな、前の時よりかはな、だいぶ」
-三宮でもできたことについては
「この前は向こうやらんかったもんな、それはよかったと思うよ、2つ、両方できたいうのはな。ここ兵庫県やからな、一応、西宮はな(笑い)」
-天気が良かった
「いやいやほんと、2回雨やってんな、03年の雨は覚えてるけど、05年も雨やってんな」
-余韻に浸りたいと
「まだキャンプ終わって、昨日で2回目やんか。キャンプな、すぐ安芸行ったからその流れがあったからな、それほどな、気持ち的にはまだまだな、日本シリーズ終わって、まだちょっと野球してるような感じやったからな、そらキャンプ終わって帰って来て、昨日くらいからやな、ゴルフでみんな集まるとか、今日もみんな集まってパレードできるとか、それでだんだんそういう実感わいてくると思うよ」
-85年はパレードがなかった。日本一でのパレードはまた違うものもあった
「うーん、だから2回ともな、日本シリーズ負けたパレードやったからな。それはやっぱり勝ってやる方がいいよな。最後までな。気持ち的にも違うしな。うん」
-03年と05年と、歓声や雰囲気の違いは
「いや、それはね。おめでとうと、ありがとうの違いかな。それはな、みんなおめでとう、いう言葉をもらったけど、ありがとうという言葉の方がなんか残ってるよな。実感にな。ありがとうの方が多かったような気するよな。言葉的にもな」
-それだけ阪神ファンが長い間優勝を待っていた
「そうやろな。俺も半分待ってたけどな。ずっとスタンドで見とったんやから」