100万人が大熱狂! 「阪神タイガース、オリックス・バファローズ優勝記念パレード」が23日、大阪市の御堂筋と兵庫・神戸市の三宮で行われ、18年ぶりのリーグ制覇、38年ぶりの日本一を成し遂げた阪神岡田彰布監督(65)、V戦士が虎党に祝福された。史上初となるセ・パ球団による同日パレードは午前と午後で会場を入れ替え実施され、沿道観衆は両球団合わせて約100万人。関西が歴史的な1日となった。

岡田監督の一問一答は以下の通り。

 ◇   ◇   ◇

(囲み取材)

-ゴルフやって手を振って大変

「おーん。ほぐれたわ、肩と肘。こってたのに」

-想像と比べて

「いやいや、あのー、裏の方も、ものすごいおったからな。鉄柵かなんか作ってな。すごかったな」

-以前も経験されているが、あれだけの人数は

「どうなんやろ。どう? どのくらいか分かる? 発表した?」

-午前の神戸で26万人、大阪の方が多そうだったが

「大阪の方が多かったな、やっぱり」

-大阪は35万人

「35万。ああそう」

-それだけすごい規模

「それはすごいよ、それは」

-阪神のパレードは全て参加している、62年も父の関係で

「そうやなあ。どっちか忘れたけどなあ。(64年は開催されてない、と聞いて)そうか。じゃあ62年か。62年は幼稚園やなあ。64年が小学校1年やからなあ、あのオリンピックは。うん」

-オープンカーに乗った記憶はあるか

「あるある。白いブーツは覚えてるわ。白いブーツで乗ったん。それは覚えてるけどな。あれ、みんなオープンカーやったなあ」

-通った小学校からのスタートは感慨深い

「まあなあ。前はだって市役所の前やった。もう1個後ろの、中之島の。あそこ工事をやってるからか? なんかようわからんけど。あれ、ツインタワーになるんやな、前とつながるんやあれ。昔のミズノの後やもんな」

-印象に残った声援は

「ありがとうというのが多かったよな」

-あらためて勝たないといけないと思ったという話をした。勝つ喜びを知ることは大事か

「まあ、グラウンドでやってる選手がな、俺よりも。まあ、みんなほとんど初めてやん、ほとんどという選手がな、だからやっぱああいう光景を見てな、またね、1年後やろうっていうかな、こんだけすごいんだっていうかな、やっぱ間近にな、体験できるいうのはものすごい大きいと思うよ」

-1度の優勝で飽き足らず貪欲に何度も

「それはもう、ずっと前の時もそう思っとったんや、それができんかった(笑い)」

-1度優勝したチームは欲が出て強くなるという

「いやいや、そら強なってくれたらいいけど(笑い)。でもまあ、今のチームは前とちょっと違うからな、まだまだそんな完成されたようなな、そういうチームじゃないし、まだまだそらな、年齢的にもみんな若いし、伸びしろとかな、個人個人のそういう伸びしろは、まだまだあると思うから、そういう意味では楽しみよな、前の時よりかはな、だいぶ」

-三宮でもできたことについては

「この前は向こうやらんかったもんな、それはよかったと思うよ、2つ、両方できたいうのはな。ここ兵庫県やからな、一応、西宮はな(笑い)」

-天気が良かった

「いやいやほんと、2回雨やってんな、03年の雨は覚えてるけど、05年も雨やってんな」

-余韻に浸りたいと

「まだキャンプ終わって、昨日で2回目やんか。キャンプな、すぐ安芸行ったからその流れがあったからな、それほどな、気持ち的にはまだまだな、日本シリーズ終わって、まだちょっと野球してるような感じやったからな、そらキャンプ終わって帰って来て、昨日くらいからやな、ゴルフでみんな集まるとか、今日もみんな集まってパレードできるとか、それでだんだんそういう実感わいてくると思うよ」

-85年はパレードがなかった。日本一でのパレードはまた違うものもあった

「うーん、だから2回ともな、日本シリーズ負けたパレードやったからな。それはやっぱり勝ってやる方がいいよな。最後までな。気持ち的にも違うしな。うん」

-03年と05年と、歓声や雰囲気の違いは

「いや、それはね。おめでとうと、ありがとうの違いかな。それはな、みんなおめでとう、いう言葉をもらったけど、ありがとうという言葉の方がなんか残ってるよな。実感にな。ありがとうの方が多かったような気するよな。言葉的にもな」

-それだけ阪神ファンが長い間優勝を待っていた

「そうやろな。俺も半分待ってたけどな。ずっとスタンドで見とったんやから」

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