相撲の次はアメフト! 阪神森下翔太外野手(23)が26日、さらなる進化へ再び異種競技をトレーニングに取り入れた。21日には大相撲の名門・高砂部屋へ、1日限りの体験入門。この日は鳴尾浜のグラウンドで高寺、森木とアメリカンフットボール用の楕円(だえん)形のボールでキャッチボールを行った。今オフから本格的に取り入れており「いろんなスポーツから学べることは多い」と収穫を強調した。
一番のメリットは外野のスローイングに役立つことだ。捕球後に上体を突っ込み気味に投げてしまうことが課題。「どんなに肩が強い選手でも、アメフトは体の使い方がうまくないとできない部分が多い。体を正しく使えば、安定性も出くる。100%に近づけられるように」。野球のボールよりも大きなアメフト球は、より体幹を意識しないと正確に投げられない。送球フォームの修正にはうってつけの練習というわけだ。
昨季はセの外野手で5位タイの5補殺。右翼からの送球に、より強さと安定感が増せば数字の上乗せも期待できる。「理想は走られない選手。補殺がたくさんつけば、(相手も)走りづらくなる」。同じ右投げ右打ち外野手のカブス鈴木誠也(29)は理想の1人。「(次の塁に)いけるか、いけないか、と相手が思った時に(進塁を)止められるオーラを出せれば」としっかりイメージしている。
アメフト球は沖縄・宜野座での1軍春季キャンプにも持参する予定。20本塁打を目標とする打撃だけではない。守備でも強烈なレーザービームを身につけ、岡田監督が白紙としている外野の定位置取りにつなげる。【中野椋】



