阪神岡田彰布監督(66)が沖縄入りした31日、恩納村のホテルで開いた全体ミーティングで1軍選手、スタッフを前に訓示した。「絶対に勝つ」と球団初のリーグ2連覇への強い決意を表明した。
前回監督時の05年にリーグ優勝したが、翌06年は84勝しながら中日の後塵(こうじん)を拝して2位。この例を引き合いに出した。
「こんだけ頑張ったのに、中日がそれ以上の数字を残して最終的に勝てなかった。とにかくシーズン終わりに1つでも、勝ち数じゃなしに、6球団の1番上にいとかないと。俺は絶対、今年は一番勝ってやろうと思っている」
さらに選手たちには、個人成績を上げること、優勝することの意味を説いた。今オフは軒並み大幅昇給したが、優勝のご祝儀も込みだったと強調した。
「みんなの数字見てもそんなに良くないよね。個人の数字はもっともっと上を目指せる。去年勝ってびっくりしたのは、勝ったらこんなに給料上がるんよ。俺はもうびっくりした。はっきり言って。勝てなかったら、去年のみんなの数字やったら、あんなに上がってないよね」
キャンプインを控え、故障しないようにも強く訴えた。「大きなケガだけは絶対にしないように。自分にもマイナス、チームにもマイナスになる」。個々のパフォーマンスを最大限、チームに反映させるために「頑張りすぎ注意」にも言及した。
「強いタイガースが、これから、そういう時代が続くのは今年が本当に大事な年になるかも分からない。それには全然、みんなの力からみると、全然それは大丈夫。明日からスタートですけど、まあ頑張っていきましょう。頑張っていきましょうだけど、あんまり頑張りすぎずに、普通にやるっていうか。頑張りすぎなくても、普通にやっておけば頑張っている姿が見えるような、それくらいの力をつけているんで、それは全然心配ないと思う」
投打ともに昨年からマイナスのない、充実の戦力で24年シーズンに向かう。選手に全幅の信頼、そしてV2への熱い思いをにじませた岡田監督のスピーチに、選手は真剣な表情で聞き入っていた。



