阪神は貧打が響いて中日に敗れ、オープン戦開幕3連敗を喫した。

先発の才木が3回に今春実戦3試合目で初失点。3本の安打を集められるなど2失点し、3回4安打2失点でマウンドを降りた。2番手の新外国人ゲラが実戦デビューで1回を無失点。四球で出した走者をけん制で刺すなど落ち着いた投球だった。ただ、1-2から3番手で5回に登板した石井が1回3安打2失点でリードを広げられた。

打線は2回、2死から森下の左中間二塁打などで一、二塁とすると、8番坂本が三遊間を破る適時打で先制に成功する。しかし、4回に佐藤輝にチーム3本目の安打が出てからはなかなか快音が響かず、四死球で出塁した走者も生かし切れなかった。

チームは矢野監督時代の19年以来となるオープン戦3連敗。初戦は巨人打線に投手陣が打ち込まれ、2戦目はヤクルト投手陣にわずか1安打で完封負け。3戦目も投打がかみ合わず、白星とはならなかった。

【関連記事】阪神ニュース一覧