日本プロ野球選手会と日本野球機構(NPB)による事務折衝が25日、都内で行われた。

保留制度改革についても話し合われた。1月の保留制度検討委員会で、NPB側はFA権取得に必要な登録日数の短縮を提示。現状は国内7または8年、海外9年となっている。選手会は2月に各球団のキャンプを巡り、新たな条件を選手たちに説明。だが、森事務局長は「率直に選手に意見を聞いたところですと、選手の反応はあまり良くなかった」と話した。

必要な登録日数は短くなる代わりに、付帯的な条件がついているという。森事務局長は「年数的には短くなるけど、条件が厳しい。そこを話していって、全体の選手が今より早く取れるようにならないことには、合意はできない」と話した。継続して話し合う。