早大が明大に先勝した。1点リードの9回、1死満塁のピンチですでに2勝をマークする安田虎汰郎投手(1年=日大三)が登場。見事にしのいだ。ドラフト1位候補の明大・宗山塁内野手(4年=広陵)は1安打でリーグ戦通算98安打とした。法大は篠木健太郎投手(4年=木更津総合)がリーグ戦通算10勝目。慶大に先勝した。

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明大は、宗山のリーグ戦通算98安打目が適時打になったものの、早大に惜敗した。3点を追う5回裏の一打。「この状況をなんとかしたいっていう、その思いだけでした」と話した。自慢の遊撃守備では送球ミスで先制点につなげてしまった。「まだ終わったわけではないので、自分がチームの士気を高めて、ここから2勝して勝ち点を取れるようにやっていきたい」と言葉を強くした。