東京ドームを訪れたソフトバンク城島健司球団会長付特別アドバイザー兼シニアコーディネーター(47)が、高卒2年目で育成選手の盛島稜大捕手(20)が秘める無限の可能性を力説した。

「打つことも守ることも、今までの歴代のプロ野球のキャッチャーを覆してくれるようなスケールの大きい選手になってくれないかなっていう期待は持っています」

盛島は22年に沖縄・興南から育成ドラフト14位、12球団ラストの126番目で指名を受けた。187センチ、104キロの恵まれた体格で強肩強打の捕手。今年3月のオープン戦では3軍から1軍にも合流した。今季はここまで3軍を主戦場とし、非公式戦39試合に出場し、打率3割4分3厘、3本塁打、26打点(5月27日時点)と結果を残している。城島氏は「それだけの体とポテンシャルを親からもらったわけですから。彼は努力次第で今後の人生が大きく変わってきます。将来的にはホームランを30本、40本、50本打ってくれるようなでかい選手になってほしい」とまで言う。

偶然にも目が止まった。「あいつ誰だろう…」。2月の宮崎春季キャンプ中。トレーニングルームで盛島がウエートに励んでいた。城島氏は「体が大きかったから目がいった。誰だろうと思って、聞いたら『盛島っていう子ですよ。キャッチャーですよ』って言うから。それが僕の初めての出会いで」と明かした。

「体が大きいのは1つの武器ですし、キャッチャーっていうポジションも1つの武器ですよね。強いキャッチャーが10年、15年いるチームは強い。期待していますよ」。城島氏自身、強打の捕手として活躍しただけに、盛島が大きく育つことを願った。