“清宮レイ砲”が止まらない。5点を追う4回1死、清宮幸太郎内野手(25)が9号ソロ。続く5番フランミル・レイエス外野手(29)も左翼スタンドへ2者連続の15号ソロを放った。
来日1年目の外国人選手の連続試合安打を球団最長の「20」に伸ばし、セギノールが持つ外国人連続試合安打の球団記録「21」に王手をかけた。4戦ぶり黒星も、8月月間MVPを争う2人が、30日からの西武3連戦で再び、チームを勢いづける。
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好調な2人がかっ飛ばした。まずは清宮だ。5点を追う4回1死、1ボールから楽天先発内の高めスライダーを逃さなかった。かち上げた打球は右翼2階席まで飛ぶ反撃開始の特大9号ソロ。「点を取られたあとのイニングだったので、まずは1点ずつと思って打席に入りました。いい感じに当たりましたし角度も良かった」。初回の第1打席で左前打を放ち連続試合安打を「8」に伸ばした4番が、勢いに乗り8月6本目のアーチを描いた。
清宮弾の熱が冷めやらぬうちに、5番レイエスが連弾だ。カウント3-1から内角への変化球に反応。8月7本目となる左翼スタンドへの15号ソロで、連続試合安打を「20」に伸ばすと、これだけでは終わらない。8回には逆方向へ来日初の1試合2発となる16号。チームトップの万波に並び「逆方向の本塁打が好きなので、2本目は満足している」と手応えを口にした。
8月の“清宮レイ砲”が、半端ない。レイエスが71打数29安打。打率4割8厘と脅威の数字に加え8本塁打。月間6発の清宮も、この日複数安打で打率3割2分2厘に上げた。8月は残り2試合で、月間MVPを争う2人が打線をけん引している。特に日本野球に完全にフィットしてきたレイエスは「1試合2本は日本では初めてだが自分のキャリアでは結構あった。驚くことではない」と、次カード以降の量産も見据えた。
4位相手に1分け1敗と、勝利を挙げることはできなかったが新庄監督は「4番、5番の勢いが止まらない。打線は5、6点は取れるんで。追いつける感じはあった。追いつけるチーム」と前向き。30日からは前回のカードで清宮、レイエスいずれも2発ずつ放っている西武と対戦する。大好きな獅子狩りで、9月攻勢への助走をつける。【永野高輔】



