外野の定位置を争う日本ハム今川優馬外野手(28)が、バットでアピールに成功した。
1点を追う2回無死満塁の絶好機に、低めのカットボールを中堅まで運ぶ同点犠飛。「結果を出したいところで最低限の仕事ができた」。併殺打だけは避けたい場面で、相手バッテリーの思考も推理。「低めのカットボールで内野ゴロを打たせたかったと思う。その配球をしっかり頭の中で整理しながらセンターに打てた」という打撃内容にも納得できた。
試合中には「レギュラーを取るには、まず左投手を打って結果を残さないと」という思いを込めて「『レギュラー取りに行くよ』打法!」というコメントを発信。そんな今川が左キラーであることを認めている新庄監督からは、試合中に「スタンド、入れろよ」と言われたそうだが、試合後の指揮官は「いい働きでしたね」と評価。4回には初球で犠打を成功させ、6回にも中堅を襲う二塁打とアピールしまくった。今川は「毎日が勝負。コツコツやるだけです」と話した。
◆日本ハムの外野レギュラー争い オープン戦では主に6選手で競争を繰り広げている。右翼は台湾遠征で2試合連続本塁打を放ち、2年連続でゴールデングラブ賞も受賞している万波が頭一つ抜けてリード。中堅は22年首位打者で守備も安定している松本剛、超俊足で盗塁成功率10割を継続中の五十幡、そして両翼も守れる今川がしのぎを削っている。左翼は3月の侍ジャパン強化試合に招集されて先頭打者本塁打を放った水谷、打撃開花の兆しを見せる矢沢が激しく争っている。



