阪神近本光司外野手(30)が今季4度目の猛打賞と打ちまくった。3回1死の第2打席で、DeNA先発大貫のスライダーを左翼線へ運び二塁打とすると、5回2死で高めのスライダーを逃さず中前打。そして7回2死から、2番手森原の初球の直球をとらえた。

「結果的に2アウトからの逆転だったので、チームとしてもいい流れだった」。左翼へ二塁打を放ち、続く中野の左前打でホームイン。逆転のイニングの口火を切ると、さらに9回2死で迎えた最終打席でも、3番手宮城の直球をはじき返し左前打。今季2度目となる4安打の固め打ちとなった。

これで安打数は、リーグトップの巨人吉川に1本差の29本。快音とともに快足も好調だ。5回には二盗を成功させ、4戦連続の盗塁。リーグトップに並ぶ5盗塁とした。「作戦というところもあるので、走ってほしいという場面でしっかり走れるように準備したい」とまだまだ積み重ねる。

この日、球団OBの小山正明さんが亡くなったことが明らかになった。球団創設90周年の節目で寂しいニュース。「タイガースとしても大事な1年ですし、いい成績で終われるようにみんなで戦いたい」。戦う遺志をしっかり受け継いでいく。【磯綾乃】

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