DeNAは3連勝で今季最多タイの貯金4に戻し、交流戦前最後のカード勝ち越しが決まった。
同点の8回。両チーム好機であと1本が出ない攻防が続く中、佐野恵太外野手(30)の右越えソロで勝ち越しに成功した。次打者の牧秀悟内野手(27)もソロで続き、3戦連続アーチで自身5年連続となる2ケタ本塁打をマークした。なおも1死二塁から度会隆輝外野手(22)の右前適時二塁打でこの回3点目を追加し、リードを広げた。
投げては先発の石田裕太郎投手(23)が6回途中2失点(自責1)でゲームメーク。6回2死一、二塁から火消しした坂本裕哉投手(27)は、回またぎもこなして1回1/3を無失点。8回をローワン・ウイック投手(32)、9回を伊勢大夢投手(27)が0で抑えて勝利に導いた。
試合は雨天の影響で40分、開始が遅れてプレーボール。終始強い風が吹き、5回の攻撃時に強い雨が降るなど難しいコンディションの中での接戦を制した。
三浦大輔監督(51)は「なかなか追加点が取れないところでリリーフ陣が踏ん張って、1発で欲しかったところで取ってくれた」と殊勲打の佐野をたたえた。三浦監督の一問一答は以下の通り。
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-佐野が流れを変える大きい1発
流れを変えるというか、あの場面でなかなか追加点が取れないところでリリーフ陣が踏ん張っているところでの1発でほしかった1点を取ってくれましたね。
-牧も続いた
あそこ1点で終わらずにね。続けて得点できた。牧のホームランもそうですし、宮崎の四球も追加点という形で取れたのはよかったですね。
-オースティン選手が戻った中で牧選手を4番に据えたのは
打線の流れ、状態、相手投手。いつもと一緒です。考えて組みます。きょうの判断で牧をそのままで4番でというところでしたね。
-牧は「中軸で自分が打てば盛り上がる」とモチベーションを感じているが、頼もしいか
そうですね。牧がそういうことを言ったということは「変えるなよ」ということかなと思います(笑い)。本人も何も言わないですよ。直接話はしながらも2番だからどうだということはないです。チームのためにどうだということはしっかり割り切ってやってくれてますし、4番にいると居心地がいいのか、座り心地がいいのか、どっしりしている感じはしますね。
-石田裕が最少失点でゲームメーク
そうですね。結構悪天候の中、雨も風もそうですけど。条件はみんな一緒の中でしっかりと抑えてくれましたし、最少失点で、まあ追いつかれたりしましたけど、1つのエラーもあった中で、よく1点ずつで踏ん張ってくれたと思います。あの打席の粘りがよかったですね。10球かな、粘ってああいうのも1つ打者として投げるだけじゃなく、次の打席もヒットになって良かったと思います。
-石田裕は打席でも勝利への執念を感じるか
うん。打席に入るということはセ・リーグはDHがないので、投げて終わりじゃない。打席でもできること、よくやったと思いますよ。そういうのが必要かと思いますけどね。ただ立っているだけというだけじゃなく。状況にもよりますけど。
-松尾が粘り強いリード
マスク被る回数が増えた中で、勉強しながらやってますよ。成長しながら。考えて連係も少しずつとれるようになってきましたし、少しずつ。覚えていかないといけないこと、いっぱいありますけど毎試合自分のできることを必死にやってくれてますよ。
-盗塁を刺した
毎日練習してますし、その成果かなと思います。
-松尾は二塁打も
そうですよ。走攻守。いいところは出せるようになってきますよね。前かな、前回、打ったことよりも点取られたことを反省していたというところはキャッチャーとして重要なところかなと思います。キャッチャーらしくなってきたなと思うし。まだまだと思うところもありますし、でもやりながらです。
-3回の石田裕のバント処理は
ああ、一、三塁のね。好判断だと思います。点差、イニング、状況を考えて1点やってもアウト2つを取れるという判断で。最初からその気持ちがないと、考えてからセカンド投げても間に合わないと思うし、強さとか見てね。あれが終盤とかだとまた違ってきますが。回が浅いところで2点リードしているところでしたから。
-三塁ランナーには脇目も振らず二塁に送球したのでは
だから最初ですよ。当たりが強ければというのが頭にあった中での好判断だと思います。そういう打球が来たので。なかなか難しい判断ですよ。よくやったなと思います。1点あげて2つアウト取る。もしかして2つ取れないかもしれないところを取れるという判断で、ターンも早かったし送球もよかったですし。そこですね。好判断だと思います。



