右膝蓋腱炎(しつがいけんえん)で離脱していたDeNAタイラー・オースティン内野手(33)が復帰後初打席初スイングで豪快な同点アーチを決めた。
1点を追う2回先頭、広島床田の3球目スライダーを捉えた。バックスクリーン左へ飛び込む3号ソロ。球場からはどよめきが起こり、味方ベンチも右人さし指と中指を左胸に当てる「TAポーズ」で大盛り上がりとなった。
復帰早々の一打に「久々の1軍の試合で良い当たりが出て、うれしいです。うまく風に乗ってくれました。まだまだチームに貢献したいと思います!」とコメントした。
この日からの3連戦は「YOKOHAMA STAR☆NIGHT 2025 Supported by横浜銀行」として開催。今年のテーマ「横浜藍」にちなんだ藍色のユニホームで躍動した。昨年の同シリーズでも“和テイスト”にちなんで漢字の「蒼彗天」表記でサヨナラアーチを放った“スター”がハマスタに帰ってきた。
オースティンはこの日、約2カ月ぶりに1軍に合流。三浦大輔監督(51)は「登録します。関根と入れ替えます。今できる範囲で、もちろんコンディション万全かというとそうじゃないですけど、できる範囲で。それでもオースティンの力が必要という判断で登録します」と説明していた。
昨季首位打者のオースティンは今季、開幕直後に下半身のコンディション不良で出遅れた。5月5日から1軍復帰するも、打率2割1分1厘、2本塁打にとどまっていた。6月6日に右膝の違和感で登録抹消。同日、三浦監督は「膝の状態も良くないので、抹消してコンディションを整えてというところです」と説明していた。
以降は選出されたオールスターを辞退するなど、リハビリを続けていたが、7月29日のイースタン・リーグ西武戦(ベルーナドーム)で実戦復帰。4試合で12打数5安打で打率4割1分7厘、1本塁打とさすがの実力を見せていた。
一塁には7月に加入した新戦力のビシエド、フォードが控えており、3日巨人戦(東京ドーム)ではともに安打を放った。直近4試合で31得点の復調傾向の打線に、主砲オースティンの復帰でさらにギアを上げていく。



