聖なる星の夜に水しぶきを浴びた。同点の9回無死満塁、DeNA蝦名達夫外野手(27)が打席へ。前打者オースティンが申告敬遠で回ってきた。「オースティンは敬遠されるなと。俺が決めてやるという気持ちでした」。広島森浦の149キロ直球を左犠飛。自身初のサヨナラ打点でウオーターシャワーを浴び「受ける側は初めて。大きい氷が当たってちょっと痛いし冷たかったですけど、うれしかった」とかみしめた。

貫禄の逆転勝ちだった。先制されながらも、2回にオースティンが復帰後初打席初スイングでバックスクリーン左へ同点アーチ。3回1死では佐野が10号ソロで勝ち越した。逆転された後の6回先頭では蝦名が2号ソロ。主将の牧が不在でも2度背負ったビハインドをはね返した。

この日からの3連戦は夏の名物イベント「YOKOHAMA STAR NIGHT」として開催。今年のテーマ「横浜藍」にちなんだ藍色の特別ユニホームで躍動した蝦名は「僕はカッコいいユニホームだなと。ねぶた祭より盛り上がったんじゃないかと思います」と故郷・青森の名物祭にも劣らない熱狂を生んだ。「スターナイト」はこれで21年9月7日巨人戦から11連勝。“吉兆”の夜で勢いをつけ、9連戦を白星発進した。【小早川宗一郎】

▽DeNA三浦監督(スターナイト11連勝に)「なんなんですかね。でも、そういういい記録は続けていけば良いですし、プラスに変えられれば」

▽DeNA佐野(通算100号本塁打に)「まだまだ通過点として頑張りたいですし、それでもドラフト9位で入って100本打てたことは少し褒めても良いのかなと思います」

▽DeNAバウアー(6回8安打4失点で約2カ月ぶり白星ならずも勝敗つかず)「良い投球もあったし、思う様な投球ができない時もありましたがチームが追いついてくれてうれしい」

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