近大が立命大に逆転勝ちで先勝した。

リーグ史上32人目の通算100安打まで3本としていた近大の主将・勝田成(なる)内野手(4年=関大北陽)が、大学日本代表の同僚で立命大の有馬伽久投手(3年=愛工大名電)から逆方向への長打含む、5打数2安打をマークした。

阪神2人、日本ハムは木田優夫GM代行含む2人、NPB4球団が視察に訪れた。スカウトの1人は勝田について「守備は問題なくこなせる。これから、球威のある球に対して、どこまで対応できるか」と話した。

勝田は言う。「自分の結果より、勝てばいい。いつも、その中で打てたらいいと試合に挑んでいる」。チーム、仲間を思い、冷静に試合に臨んだ。

近大は10日にプロ志望届を提出した勝田と野口練投手(4年=星稜)、阪上翔也外野手(4年=神戸国際大付)、野間翔一郎外野手(4年=大阪桐蔭)の4人全員が出場。勝田は「4人でプロに行けるのがベスト。全員で『かかってくれ』という願いです」と明かした。

春のリーグ戦で35回1/3無失点の先発・野口が先発し、3回途中6安打3失点。初回は3者凡退だったが、2回2死無走者から長打や四球が絡み、連打を浴びて3失点。「先発投手の役割が果たせず、悔しかったです」。

それでも打線は1点を追う7回に相手のミスも絡み、一挙4得点で逆転に成功。野口は「今日はチームメートに感謝したいです」と言葉に力を込めた。【中島麗】