阪神が巨人との今季最終戦でサヨナラ負けを喫した。10-9の9回に7番手でマウンドに送ったのは、かつて守護神も務めたラファエル・ドリス投手(37)。先頭に四球を許すと、1死二、三塁で代打坂本勇人内野手(36)にカウント3-2からの6球目151キロのツーシームをはじきかえされた。前進守備の遊撃熊谷敬宥内野手(29)が球に飛びついたが、グラブをかすめて中前へ転がった。
石井、岩崎が疲労の考慮もあり、出場登録抹消中。代役を務め上げられなかったラファエル・ドリス投手(37)は「先頭のフォアボールは誰が見ても痛かった。自分で修正していくところだと思う」とガックリだ。球団助っ人最多の96セーブを挙げる右腕が、NPB6年ぶりのセーブとはならなかった。
初回、主砲佐藤輝の先制打で幕を開けた。その裏、先発高橋遥人投手(29)が巨人中山にまさかの逆転満塁弾を被弾。代打原口文仁内野手(33)の同点初安打や中野拓夢内野手(29)の3点三塁打もあったが、投手陣はシーズン130試合目で今季初の2桁失点。両軍合わせて26安打21得点の乱打戦に屈した。
藤川球児監督(45)は試合後、左翼席に陣取る阪神ファンにナインとともにあいさつ。23年以来2年ぶり、球団最多のシーズン巨人戦18勝には失敗したが、すでにペナントは勝ち取った。「らしいというか、いい勝負になったんじゃないかなと思いますね。まあいい攻撃もあったしね」。指揮官は敗戦の先に、10月15日から甲子園で幕を開ける、CSファイナルをしっかり見据えていた。【伊東大介】
阪神高橋(3回5安打6失点で今季最短KO。勝ち負けつかず)「簡単に点を取られてしまって、野手のみんなにも早いイニングから負担をかけた中継ぎのみんなにも申し訳ないです」



