西武の炭谷銀仁朗捕手(38)がサヨナラ打で仲間やファンの祝福に包まれた。途中出場して迎えた9回2死二塁、オリックス岩崎のフォークを強く引っ張り、左翼を襲う安打に。「心なしか、みんながベンチから出てくるのが遅かったので、ほんまサヨナラか? と一瞬戸惑った」と笑った。ほんま、だった。

エラーも多く、流れは悪かった。でも勝った。「周りがカバーできたりするのが野球なんで」と言う。それに「沼(平沼)も山(山村)の送球を(一塁で)捕れなかった。でも同点タイムリーを打った。気持ち的にそういうところからチーム力が上がればと思います」と話す。

プロ24年目、ファンからは“骨牙”と愛される中村剛、栗山の2人は2軍調整が続き、今は1軍ではチーム最年長。今年1月21日、獅子の何になりたいか、帰り際に問いかけられた。

楽しそうに考えた末に「しっぽ。しっぽがいい」と笑った。理由は。

「ライオンの身体の役割を調べたんですよ。そうしたら、しっぽって走ったり、バランスを整えるためのもの、ってなってて」

そんな感じで名乗りを上げ、ついには先日、ファンが購入できる“骨牙尾”のタオルまで誕生した。そんな骨牙尾グッズも広げられるスタンドに「ラストスパート、一緒に頑張りましょう!」と呼びかけた。【金子真仁】

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