バントもやります! 阪神森下翔太外野手(25)が小技もいとわぬ姿勢でポストシーズンに臨む。
この日はSGLでケース打撃に参加。走者を置いた実戦形式の練習で計5打席に立った。無死一塁での2打席目は一塁方向への送りバントに成功。無死二塁の5打席目は三塁線にセーフティーバントを決め、計2犠打を難なく決めた。
「サインが出たらやるだけ。そのために準備をしておけば、いつ出ても大丈夫なので」
犠打を決めた2打席以外でも無死二塁で進塁打を放つなど、細かなチーム打撃を確認。佐藤輝や大山らも参加し、同様に犠打を試みる場面がみられた。ポストシーズンでの戦いを見据えて行われた同練習。1点を争う場面への準備かと問われた藤川監督は「どうでしょうかね」と含みを持たせたが、もしもの備えは万全だ。
森下はプロ3年間で1度も犠打を記録していない。それどころか小学生時代から野球人生で1度も試合でバントをしていないという。それでも実戦未経験を感じさせず、軽々と2犠打に成功。「(試合では)したことないけど、練習ではもちろんやったことがあるので。フィーリングというか、感覚じゃないですかね。なんとなくイメージだけは(ある)という感じです」と胸を張った。
練習を見届けた平田2軍監督は森下を含めた主軸勢の小技を絶賛した。「器用やん。やっぱり見ていて。勝負どころは、いろんなケースであると思う。ゲームの流れによって全然違うでしょうけど、一応そういう時のための準備ということです」と練習の意図について説明した。15日から始まるCSファイナルステージ。残り約1週間の期間を最大限に生かす。【波部俊之介】



