真の最多勝は俺だ! 阪神村上頌樹投手(27)が15日のCSファイナルステージ初戦で、最多勝を分け合ったDeNA東克樹投手(29)と投げ合う。決戦前夜のナイター練習では甲子園でダッシュなどを行い調整。必勝を期した。
「相手の投手も東さんで、最多勝を取った投手なので、しっかり自分の方が勝ったっていう風に思えるように、投げ合いたい」。
今季は東と並ぶリーグ最多14勝を挙げ、最高勝率、奪三振の3冠に輝いたが、シーズンで投げ合う機会はなかった。真の最多勝投手はどちらか。決定戦にふさわしい舞台が整った。2人の投げ合いは過去3度あるが、村上に白星がついた試合はない。前回24年8月28日(横浜)は6回3失点で投げ負けているだけに、絶好のリベンジの機会になる。
今季は初の開幕投手を務め、リーグVをけん引。ファイナルステージの“開幕”投手も任された。リーグ優勝した阪神には1勝のアドバンテージがあり、初戦を取れば断然有利になる。「やっぱりそれ(先勝)はチームにとっても、本当に楽になると思います。(1勝1敗の)タイになるのか2勝になるのは本当に違うと思う。まず頭を取れるように。しっかりやっていきたい」と必勝を期した。
昨季は初戦を落として迎えたDeNAとのCSファーストステージ第2戦(甲子園)でリリーフ登板。3点を追う6回から2番手でマウンドに上がったが、1回0/3で3失点。岡田阪神の終戦を決定づけてしまった。「覚えていますけど、それを思い出そうともしてないですし。去年は去年、今年は今年」。ほろ苦の経験を胸に秘めて必ず勝つ。
2日のシーズン最終登板から、みやざきフェニックス・リーグでの調整登板を経て中6日のリズムを維持してきた。「しっかり調整はできた」ときっぱり。DeNAはファーストステージで巨人に連勝し、甲子園に乗り込んでくる。「勢いづくとなかなか止められないチーム。打線も牧が帰ってきて、さらに活発になったと思う。注意するとこは注意してしっかり投げたい」。快刀乱麻で白星発進を導く。【伊東大介】



