ロッテのドラフト5位、日本通運・冨士隼斗投手(23)が31日、都内の同本社で球団側から指名あいさつを受けた。
榎康弘アマスカウトディレクター、担当の有吉優樹スカウトと対面。サブロー監督(49)の直筆サインが入ったドラフト会議IDとボール、色紙をプレゼントされ「少しずつ実感が湧いてきてる感じ」と、緊張した面持ちで語った。
最速155キロ、球威抜群の直球とスライダーが大きな武器だ。平成国際大4年の23年秋にもプロ志望届を提出したが、腰のけがもあり指名漏れ。「大学の時よりも制球力が良くなってきたのと、変化球の精度をレベルアップできた。それで、プロに指名されるような選手になれたかな」。日本通運で実力だけでなく、自信もつけた。
今年6月の都市対抗野球南関東第1代表決定戦(ZOZOマリン)では、テイ・エステックを相手に1安打完封勝利。「いつもテレビで見てる球場。マウンドにいざ立ってみると、投げやすかった」と冨士。ロッテの本拠地マウンドとは好相性のようだ。担当の有吉スカウトも「(ZOZOマリンが)似合っていた。先発であそこまで高い出力を維持できる投手はいない。先発の柱になってほしい」と即戦力として期待した。
西武育成の弟・冨士大和投手(19)との対戦も心待ちにする。「お互い先発をやるとしたら、平均球速では負けたくない」と、兄は言う。「1軍の舞台で戦えるようにしよう」。指名直後、兄弟で交わした約束を果たしにいく。



