今オフのポスティングシステムでのメジャー移籍が封印された阪神才木浩人投手(27)が8日、日本シリーズ終了後、甲子園で来季への思いを初めて口にした。

「いろいろ修正するとこだったり、今年はいろいろ新しいものを取り入れたいなと思ってる。オフシーズンは自由な時間もらってるんで、いろんなところとか、いろんなものを学んで、いろんな人と出会っていきたい」。気持ちは来シーズンへ向かっていた。

才木は昨年の契約更改時に初めて球団にメジャー移籍希望を伝達。しかし、日本シリーズに敗退した翌日の10月31日に竹内孝行球団副本部長が「今年に関しては認めません」と明言。先送りになったメジャー移籍について右腕はこの日、初めて口をひらき、「ポスティングは基本的に球団の権利。その辺はこっちから話すことはないかなと思います」と語るにとどめた。

24年から2年で25勝。今季は初タイトルの最優秀防御率も手にした。来季もダブルエースの村上とともに先発陣の核であることは間違いない。海外FA権の取得は早くても5年後の32歳シーズンになる。阪神は過去22年の藤浪や、昨オフの青柳のように、海外FA権取得前に総合的判断からポスティング容認に至ったケースもあり、来季以降も慎重に検討していくとみられる。

大きな夢はひとまず封印。最優秀防御率右腕は、前日7日には27歳の誕生日を迎えたばかり。「心境ですか。まあ、大人になったなと思います」と笑った。今後は各種トレーナー行脚などを敢行。肉体を26年バージョンへブラッシュアップして、球団初のリーグ連覇をけん引する。【伊東大介】

 

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