元中日監督の落合博満氏(71)と元DeNA監督の中畑清氏(71)が16日、「サンデーモーニング」(TBS系)にご意見番として出演し、13日に行われた12球団合同トライアウトについて語った。
一時は存続が危ぶまれたトライアウトは、今年から日本プロ野球選手会主催に切り替わり、38選手が参加した。
落合氏は、トライアウトの意義が揺らいだ経緯を説明。もともとは「トライアウトに出て、初めて他球団と契約するかどうかが決まる」という仕組みだったが、近年は出場しなくても契約が内々に決まるパターンが増え、趣旨が曖昧になってきたことを指摘。また、各球団の期待に応えられる“掘り出し物”が少なくなったことも背景にあるとの見方を示し、「でも受ける選手は必死ですから、いちるの期待を込めて出てくるわけなので。契約する球団というのは現れると思いますよ」と出場選手にエールを送った。
一方、中畑氏はトライアウト継続を強く望み、「継続してほしいなって思いますよ。ちゃんと与えて欲しいし、今見た中でも(元ソフトバンクの)又吉(克樹)なんかまだまだ使える感じがしますよ」と期待を込めた。さらに、40歳で挑戦した元広島の松山竜平内野手に触れつつ、「40じゃ無理だろうという気にはなるけど、再来年からセ・リーグはDHを導入する。打つだけなら魅力があるし、こういう土壌は残しておいてほしい」と訴えた。
昨年までは各球団の持ち回りで実施されていたトライアウトは、「役割を終えた」との判断から今年より選手会主催に移行。初の試みとなった今年は、MLBを含む海外球団のスカウトも来場し、総勢114人が視察に訪れた。



