守備ナンバーワンの道は野球の基本から-。日本ハム山県秀内野手(23)が19日、今オフの守備力強化メニューとして「キャッチボール」を挙げた。

投げることではなく「捕った後」の動きに重点を置いて対応力を磨く狙いだ。来季の目標の1つであるゴールデングラブ賞受賞へ向けて、自主トレの拠点とする2軍本拠地の千葉・鎌ケ谷で投手野手を問わず、いろんな人とキャッチボールをする。

山県は球団の「北海道応援大使プロジェクト」の一環で一緒に北海道・泊村を訪れた福島に目を向けながら言った。オフに行う自主トレでは「本当にいろんな人とキャッチボールをしたいです。鎌ケ谷にいるピッチャーも、もちろんそうです。ピッチャーの球を受けて感じることもあるんで」。福島も「やりましょう、やりましょう」とキャッチボール相手に立候補した。

トークショー前の取材対応で、山県にオフの守備練習について問うと「守備で何が一番大事かって言われたら、やっぱキャッチボール」と即答。続けて、理由を明かした。

山県 キャッチボールなんで、投げることがメインじゃなく捕ることがメインなんですよ。“キャッチ”ボールって言うぐらいなんで、どうやって、どこで捕るか。そして捕った後に何をするかが一番大事。もちろん投げるのも大事ですけど、そこが一番やっぱ守備につながると思う。

ボールを捕球した後の動きをイメージしながらキャッチボールすることで、捕球時の体の使い方の引き出しを増やしたい狙いがある。一例に挙げたのはCSファイナルステージ第5戦で捕手からの低めの送球を捕球した際に負傷シーンだ。

山県 盗塁のタッチで自分はケガをしたんですけど、それもジャンプしながら捕ったりとかキャッチボールではいくらでも工夫できたりする。普段、キャッチボールでも低めに来た時に膝をついてタッチしてるんだろうなって。それは潜在的に出るものだと思う。だから、いろんな人とキャッチボールをしたいです。

今季は遊撃で57試合の出場にとどまり、71試合出場が必要なゴールデングラブ賞の有資格者にはなれなかった。「その名誉ある賞を取れるように日々練習している」と目指すタイトル奪取へ、しっかりと首脳陣の信頼を勝ち取るためにもオフは基本のキャッチボールを徹底的に行う。【木下大輔】

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