巨人田中将大投手(37)が、発生から15年を経過した東日本大震災に関連してコメントを出した。以下全文。
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東日本大震災から15年がたちました。当時、被災地の惨状を目の当たりにし、「自分は野球をしていいのだろうか」という葛藤もありました。その中で、試合を見てもらった被災者の方々に「元気をもらいました、ありがとう」と言葉をかけていただいたことが、逆に自分の力になりました。
ただ、今でも僕は見てくださる方々に「元気や勇気を与えたい」とは言えません。プロ野球選手としてベストを尽くすことで、見ている方々に何かを受け取ってもらえるのであれば、それはとてもありがたいことだと感じています。今季もまず、チームの勝利のために全力で腕を振ります。
ほかに自分にできることは何か。昨年のオフに宮城県内の被災地で野球教室や避難訓練に参加した際、震災を経験していない子どもたちが増えていることを実感しました。
起きてほしくはないけれど今後も起きる可能性がある自然災害への備えについて、考えるきっかけにしてもらえるような活動を続けていくつもりです。それは東北に育ててもらった自分の使命でもあると考えているからです。
「3・11だから」ではなく、「15年の節目だから」でもなく、これからも僕は僕がするべきこと、できることを考え、そして行動していきたいと思っています。



