阪神木浪聖也内野手(31)のバットが止まらない。初回の左前への2点適時打に始まり、3打席連続安打で自身今季初の猛打賞。3月29日巨人戦から出場全4試合で安打を放ち、通算10打数7安打で打率を7割にまで押し上げた。

「粘れたのがすごくよかったし、1点だけじゃなくて3点取って伊原を楽に投げさせてあげられたので本当によかったです」と振り返ったのは初回の打席だ。

1点を先制し、なおも2死二、三塁。5球ファウルで粘りに粘り、9球目のフォークを捉えて三遊間へ。遊撃の石上がダイビングキャッチを試みたが、グラブをはじいて2人の走者をかえした。3回は2死から直球を左前に運び、6回は先頭で中前打。しぶとい出塁でDeNAバッテリーにプレッシャーをかけ続けた。

伊原とヒーローインタビューに登場。「まだまだこれから頑張ります」と声を張り、応援団から大声援を受けた。「本当に次に向けてやるというか、その日で終わりなので。次に向けてやっていこうって気持ちになってます」。伊原が塁上に走者を出せば、声をかけにマウンドに走った。好調なバットとさりげない気遣いで、カード勝ち越しをたぐり寄せた。