阪神伊原陵人投手(25)が今季初登板で初白星を挙げた。初の開幕ローテーション入りをつかみ、DeNA戦に先発。低めに丁寧に集め、3回まで無安打投球。「ストライク先行でゾーンのなかで勝負できたところはよかった」。打線が初回に3点を先制し、4回。テンポよく2死を奪うも、3番筒香に四球を許し、4番宮崎への7球目、高め変化球を中越えの二塁打とされた。この日唯一浴びた安打で1点を失った。「甘い球なので無駄な1球だったなと思いますし、反省したい」と唇をかんだ。
5回1安打1失点、3奪三振で298日ぶり白星。「僕が勝ったというより、チームで勝てたことが一番大きかった」と笑みを浮かべた。DeNA先発の竹田とは社会人時代、伊原がNTT西日本、竹田が三菱重工Westで投げ合った間柄。24年ドラフト1位対決は伊原に軍配が上がった。
新人だった昨季は先発と中継ぎで5勝を挙げた左腕。2年目でさらなる進化へ。お立ち台で「昨シーズンの結果をまず超えられるように」と抱負を語った。「昨年もこの1年が勝負だと思ってやっていましたし、今年もそれは変わらない。アピールする立場ではあるので、皆さんに負けないように一生懸命やるだけ。もっともっと結果を残す必要がある」。背番号18が、貪欲にチームの勝利へと腕を振る。【村松万里子】



