西武が逆転勝利で連敗を「3」で止めた。1番打者の桑原将志外野手(32)が逆転2ランを含む3打点。得点力不足に苦しむ打線を文字通り、切り込み隊長がけん引した。
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桑原も割とギラギラしているが、栗山のオーラは「全然違います」と驚く。プロ25年目の大ベテランが17日、1軍に初合流し、打撃練習、左翼でのノックとともに時間を過ごした。実は師匠だった。
「僕がベイスターズいる時に、バッティングがちょっと分からなくなった時に、栗山さんの映像とか、栗山さんの、なんかYouTubeでしゃべってる動画とか見て、すごく参考にした部分がありました」
実績豊かな桑原でさえ、背筋が伸びるようなレジェンド。ベンチでの道具の置き方1つからして違う。栗山合流でチームに雰囲気の変化はあったのだろうか。桑原は「はい、ちゃいます」と即答し「そういう野球選手になりたいなと思います」と憧れた。
栗山も「いつまで(練習で)守んねん、っていくらい練習している」と桑原の姿に驚いた。チームはまだ崩れていない。「勝てる時も勝てない時もある。ちょっとしたことだと思うので、そこをしっかりみんなで打破していけるように。まだ百何十試合もありますから」。大局的に見通せる栗山の合流で、ムードメーカー桑原の負担が減り、さらに輝いた夜。ベテランとはこういう存在だ。【金子真仁】



