けが人が続出する巨人が若手の活躍で快勝し、DeNAの連勝を6でストップした。
若手中心の打線が躍動した。平山功太内野手(22)が2回無死、カウント2-1からプロ初アーチを放つと、3点リードの3回1死満塁で小浜佑斗内野手(24)が右翼手の頭を越える2点適時二塁打でプロ初打点をマークした。2死満塁からは浦田俊輔内野手(23)が左前へ2点適時打を放つなど、3回途中までで7得点を挙げ、プロ初登板のDeNA左腕・片山に洗礼を浴びせた。
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小浜の笑顔は、ほんのり茶色くなっていた。21日の中日戦試合前。初の1軍昇格となったルーキーと、約1カ月ぶりに対面すると「おはようございます」とさわやかにほほえんだ。中部商から沖縄電力を経て、昨年ドラフト5位で入団。24年間南国で過ごしたが、入寮時から真っ白な美肌が印象的だった。
社会人時代から意識し始めた。「(肌が)荒れるのは嫌じゃないですか。日焼けすると、熱がこもっちゃう。寝るときも、体温を落としたいですし」。日焼け止めはこまめに塗る。デーゲームでは、試合中に何度か塗ることも。肌と睡眠の質を守るため、念入りに行っていた対策がいつしか習慣となった。
1軍での春季キャンプを終え、約1カ月ファームに合流すると、外でのデーゲームが続いた。「焼けましたか? 」と尋ねると「やっぱりそうですよね。(ケアは)やっているんですけど、勝てないですね」と笑った。
ただ、努力の証でもある。阿部監督から「動きが少ない」と助言を受け、左足をすり足から、足を上げる形へ打撃フォームを修正。振り込んできたからこそ、徐々に板についてきた。
初打点をマークし「最高の結果につながってよかった」と笑顔のルーキー。沖縄育ちの美白王子は、1軍の舞台で少しずつ色づいていく。【北村健龍】
◆小浜佑斗(こはま・ゆうと)2001年(平13)10月5日、沖縄・宜野湾市生まれ。小学1年から野球を始め、中学時代は宜野湾ポニーズ所属。中部商では甲子園出場なし。卒業後は沖縄電力に入社。25年ドラフト5位で巨人入り。180センチ、86キロ。右投げ右打ち。オリックス宮城は幼なじみ。



