ソフトバンクが苦しい…。9回1死一、二塁。最後は代打川瀬が遊ゴロ併殺に倒れた。

この回の先頭柳田が意地のソロアーチを放つも、最大6点差をはね返す反発力はなかった。敵地で連敗。これで3カード連続の負け越し。水曜日ゲーム7連敗となり、借金「2」は今季ワーストとなった。

先発藤原がつかまった。プロ2度目の先発登板は3回途中KO。2回に先制点を許し、続く3回は2四球と長短4安打でさらに4点を失った。「四球から失点という形になってしまった。早い回で降板し、申し訳ないです」と肩を落とした。ただ、育成入団からはい上がったプロ3年目。伸び代は十分だ。小久保監督も「ここまで成長して自分で得た(1軍登板の)権利。次へ課題が見つかった」。成長曲線を描く20歳を責めることはなかった。

ただ、先発事情は依然として苦しい。上沢、大関ら開幕ローテ投手4人が不在。就任後、指揮官は何度も「野球はピッチャー」と口にしてきた。直近13戦は4勝9敗で、先発投手の勝利は前田悠が挙げた2勝だけ。あまりにも寂しい数字となっている。

5月20日は王貞治球団会長の86回目の誕生日。白星を贈ることができず、小久保監督は「何とか連敗を止めたい」と前を向いた。