日本ハム野村佑希内野手(26)が汚名返上の決勝打含む3安打3打点と気を吐いた。同点の3回1死一、二塁で左翼へ勝ち越しの二塁打。5回1死で左前打を放つと、2点リードの7回無死一塁では、値千金の11号2ランを左翼スタンド上段までかっ飛ばした。お立ち台では「昨日借りを返す打席がもらえなかったので、今日返せて良かった。ちょっとすっきりしました」と喜んだ。
前日14日は2回1死一、三塁の第1打席、4回1死満塁での第2打席と、いずれもチャンスで空振り三振。6回無死満塁の場面では代打を送られていた。この日も2死満塁で迎えた第1打席で遊ゴロ。新庄監督は「1打席目であーちゃーって思って。満塁で。『ここやぞ! ここやぞ!』と思いながら。あーーーー…(笑い)でも今日は信じました」。2打席目の二塁打でしっかりスイッチを入れ、信頼を勝ち取った。
決勝二塁打の際、ネクストバッターズサークルに入る前に、横尾打撃コーチからかけられた言葉も、力になった。チャンスでの凡退が続く中「苦しくてもそこは何とか自分で打破するしかない」。理論や技術より気持ちだという言葉に迷いを吹き飛ばし「背中を押してもらった。何を打つとかじゃなくて、もう気合入れて全部打ったろうと思って打席に立てました」と感謝した。
ソフトバンク相手に競り勝ち、13試合目でようやく2勝目。2勝11敗という対戦成績に「負けすぎているので、残り勝てるように。ホークスだけじゃなくて他のチームともしっかりいい試合をして、優勝目指して戦っていけたら」。じわじわと相手に嫌なイメージを植え付け、ゲーム差を詰めていく。【永野高輔】



