今夏の千葉の台風の目だ。2回戦で八千代松陰を2-0で破った千葉経大付が、秀明大秀明八千代に21-3で5回コールド勝ち。

18安打のうち7本が長打。2回にランニング本塁打を放った青山聖大捕手(2年)は、「3年生の最後の大会で、いつも通り打って打って打ち勝とうと(チームで)話していた」と胸を張った。

伝統的にも堅守のイメージがあるが、今年は打のチームだ。松崎将監督(53)の前任校は山梨学院。23年センバツの全国制覇から甲子園常連となった同校の吉田洸二監督(57)からは「夏は勝つには打たないと厳しい」とアドバイスをもらった。例年以上に打撃練習の質にこだわり抜いた。とはいえ21得点は想定外。「必死につないでいく姿勢がよかったのかな」とほほえんだ。

この日は八千代松陰戦で完封した姫田怜偉投手(3年)や渡辺奏真投手(3年)といった主戦は温存。3人の投手に経験を積ませるなど、勝ち進む準備を整えた。

昨秋は市船橋に勝利し、木更津総合ともタイブレークに持ち込むなど、もともと強豪と互角以上に渡り合う力のあるチーム。同監督は「ハマったときにとてつもなく力を発揮する。八千代松陰さんの思いも背負って、一戦一戦勝ち上がっていきたい」と16年の4強以来の上位進出を見据えた。

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