中日の福元悠真外野手(26)が5日、バンテリンドームで支配下登録会見に臨んだ。

福元は智弁学園(奈良)から大商大を経て、21年ドラフト6位で入団。23年に右肩を痛めて育成契約となったが、支配下登録期限直前の7月30日付で支配下復帰を果たした。「バッティングの方でアピールしないといけない立場。早く1軍で貢献できるように頑張りたい」と意気込んだ。

会見に同席した井上一樹監督(55)は、福元の打撃能力を高く評価。「ウチは左バッターが多く、思い切りのいい右バッターが欲しいというところで、ちょうどマッチしたという。思い切りのよさ。ストレートを狙っている中で変化球が来ても振れる、不器用そうに見えて、ある意味器用な面があるっていうところを買っていますので」と期待を込めた。

また、課題だったスローイングと右肩の状態も改善した。福元は昨秋キャンプで飯山2軍監督から付きっきりで助言を受け、送球フォームを修正。「もともと投げ方がよくなかったのですが、矯正もして。投げられるんやっていう希望も出た」と振り返り、怖さや痛みもなくなったという。

井上監督も、ファーム首脳陣から守備面について「だいぶ投げられるようになりました」と報告を受けたことを明かし、打撃面についても「数字がやはり他の選手よりも抜けている」と期待を寄せた。

福元は支配下登録日時点で2軍戦58試合に出場し、打率2割9分1厘、3本塁打、25打点をマーク。今後の起用について井上監督は「試合では大事な場面で。時にはスタメンっていうようなこともあるかもしれませんし、もうちょっとチャンスをうかがいながら、頑張ってほしい」とエールを送った。福元も「ファームでも1打席1打席代打の気持ちでやっている。そこは変えずに、勝負強さをみせていきたい」と力を込めた。