巨人が天王山で敗れた。1・5ゲーム差で追う首位阪神との3連戦。残り直接対決5試合のうち、3試合という重要な大一番だったが、先発のスペンサー・ハワード投手(30)が3回3失点でKOされた。橋上秀樹監督代行(60)は、4回から2番手の西舘勇陽投手(24)を投入した継投の狙いを明かした。
ハワードは7月31日DeNA戦で1軍復帰後は4試合で3勝1敗、防御率0・36と抜群の安定感を誇っていたが、1回先頭、阪神近本に先頭打者アーチを浴びた。3回には1死から中野に四球を与えると森下、佐藤、大山の強力クリーンアップに3連打を食らって2点を献上。3回4安打3失点3与四球でマウンドを2番手・西舘に譲った。
橋上監督代行は継投について「もう(残り)試合数も試合数ですし。この3連戦の意味合いということも考えると、ハワード投手の状態自体もあまりいい感じはしなかったですから、ああいう継投になりました。シーズンじゃなかなかないと思いますけどね。普段のシーズンとは違うっていう認識のもとでの継投です」と大一番であることを考慮した短期的な措置であることを明かした。
今季は先発で回ってきた西舘のリリーフ登板。杉内投手チーフコーチは今後について「ちょっとどうするかですね。先発で出るかもしれないし、こうやってちょっとロングもしながらっていうのは、残りも試合数少ないですからね。勇陽の力を使うっていうのはあるかもしれないですね」と投手陣の幅を広げるカードとして期待を込めた。
これでチームの連勝は3でストップ。対阪神戦は5連敗で今季通算7勝14敗と大きく負け越しており、優勝争いのライバルに2・5ゲーム差に広げられた。



