日本ハム清宮幸太郎内野手(27)が、2点を追う5回、起死回生の16号同点2ランを、逆方向の左翼ブルペンに放り込んだ。1回に一塁守備でゴロを後逸し、失点につながっていただけに「このまま終わりたくないというのがあった。追いつけて良かった」と、安堵(あんど)の表情だ。

同学年で自主トレ仲間のロッテ安田が2ランを放った直後の1発。同じ左打者で長距離砲、意識しないわけがない。「やられっぱなしじゃなくて、ちゃんと僕も打てたんで、そこは良かったです」と、ライバル心も刺激された。

新庄監督は「(清宮幸がミスすると)『あ、今日も打ちよるわ』っていう変な考えが生まれてくる。ダメですけどね。エラーせずに打たないと。なんだろうね、これ。気合の入り方が違うのかな」と苦笑い。清宮幸は「昨日お風呂場の化粧水を並べて、徳を積みました。ちょっと乱れてたんで」と、郡司に指摘され、ロッカールームの共用スペースを整えたことを強調。「(ミスをしたら)しょんぼりしますけど、次で取り返していくしかないんで。その心は常に持っている」。

チームは今季6度目の同一カード3連勝で、3季連続のロッテ戦勝ち越しを決めた。【中島宙恵】

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