立正大が、春優勝の国学院大に先勝した。
同点で迎えた6回、2死からロッテなどでプレーした椎木匠氏を父にもつ椎木卿五(しいぎ・けいご)捕手(2年=横浜)が真ん中高めのチェンジアップを捉え「打った瞬間わかった」と勝ち越しの左越えソロ本塁打。さらに2死二塁から藤崎凌太郎内野手(3年=習志野)の左前適時打で1点を追加。投げては先発の仁田陽翔投手(3年=仙台育英)が7安打2失点で粘り強くリードを守り切り、今季初勝利を挙げた。
今春、10年ぶりに1部でプレーし5位だった。椎木は「2部にはない雰囲気。バッターがスゴイ、投手は球が速い!と、勝手に自分たちで1部はスゴイと思ってしまって、自分たちのやりたい野球ができなかった」と、振り返る。今秋は「勝負にこだわる」と、チームで言い合い、守備から徹底。「エラーをしても誰かがカバーする。そういう意識で勝ちに貪欲(どんよく)に取り組んだ結果」と、勝利につなげた。
恩師に捧ぐ勝利だった。8月には横浜の恩師、元監督の渡辺元智氏が他界した。「自分もすごいお世話になった。見てくれていると思う。教えてもらったことを実戦して活躍することが恩返し」と、強い気持ちでリーグ戦に臨む。「目指すはベストナインとチームの優勝。両方目指して頑張ります」。開幕戦を勝利で飾り、幸先のいいスタートを切った。



