ソフトバンクが5連勝で両リーグ一番乗りで80勝に到達し、西武の引き分けで優勝マジックは7とした。最短優勝は17日。2日連続のマジック2個減らしで、カウントダウンが一気に進んできた。
支配下70人目の男、新外国人のジャクソン・ラトリッジ投手(27=フィリーズ3A)が来日初登板初先発で5回を5安打1失点。勝利の立役者となった。
本来、先発予定だった大津亮介投手(27)がコンディション不良で登板回避し、突然チャンスがめぐってきた。「出番が決まった時から、すごく気持ちが高ぶっていたよ」。7月30日に入団発表されたが、ビザの取得などで来日は8月中旬。2軍で3試合に先発し、出番を待っていた。
球団史上最高身長203センチだが、豪腕というイメージではなくスライダーなど変化球を織り交ぜ、テンポよく投げた。初回いきなりロッテ2番藤原に先制ソロを許したが、強力打線が3回までに大量5点を援護。「つまづいたけど立ち直れたよ」と、5回を68球で投げ切った。
小久保監督は「5回行ってくれたら御の字と思っていた。ヒットは打たれていたけど、5回1失点は十分」と大津の穴を埋め奮闘に感謝した。大津は次回登板に向け準備中で、遠征にも参加して状態を最終確認する。ラトリッジの次回登板は未定で、再び競争の波にさらされそうだが、優勝目前での新戦力台頭は強力な追い風だ。【石橋隆雄】



