悔しい歴史は繰り返さない。「SMBC日本シリーズ2026」第3戦は27日、みずほペイペイドームで行われる。ソフトバンク2連勝で迎える第3戦の先発は今季12勝3敗の松本晴投手(25)が先発。2年前の24年は敵地横浜で連勝後4連敗だったが、同じ流れにはせず一気に王手をかける。第4戦は今季12勝1敗の前田悠伍投手(21)が先発する見込みで、2桁左腕コンビが2年連続日本一へ導く。

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連勝のソフトバンクは第3戦に松本晴を持ってきた。みずほペイペイドームでキャッチボールなどで調整した左腕は、自身日本シリーズ初先発にも「ベイスターズ打線は非常に強力だと思いますが、だからといって逃げる必要はない。自分のボールを信じてストライクゾーンで勝負していきたい」と牧、筒香らに真っ向勝負を挑むつもりだ。

150キロ超の直球にスライダー、カーブ、チェンジアップを操る。CSファイナルは第4戦先発予定も無傷突破のため出番なし、3日ロッテ戦から登板間隔は空いているが、3軍戦やライブBPでも安定した投球を続けており、倉野投手チーフコーチも「状態はいい」と信頼して送り出す。相手先発はエース左腕東。第3戦を落とせば悪夢の24年と同じ流れとなる。3連勝で一気に王手をかける。

第4戦は今季急成長の高卒3年目前田悠と見られ、この日は登板2日前のブルペン代わりにドームのマウンドから変化球を交え36球を投げ込んだ。日本シリーズ初登板初先発も「DeNAの応援は好きですね。いつもは聞かない応援なんで。新鮮な思いで投げられればいいかなと思います」と熱狂的な左翼ビジター席のベイスターズファンの応援を背に強力打線と対する。「1発があるし、勢い、つながりが出てきたらどうしても止められない印象があるので、何とか単打で、最少失点で抑えたい」と警戒する。

6月の交流戦では大阪桐蔭の1学年先輩松尾と対戦し自分のリズム、テンポをつかみ、その後の大活躍につなげた。「もう1回対戦するから楽しみ」と連絡し、再戦を心待ちにしている。先発の柱に成長した左腕2人が、2年前と同じ流れには絶対にしない。【石橋隆雄】

日本シリーズ第3戦・27日の予告先発 ソフトバンクは松本晴、DeNAが東克樹