阪神は4日、木浪聖也内野手(32)が今季取得した国内FA権を行使せずに残留すると発表した。熟考の末に愛着ある阪神でのプレーを選んだ。

木浪は球団を通じて以下のようにコメントした。

「このたび、FA権を行使せず、来年もタイガースでプレーすることを決断しました。あらためて、これまで携わっていただいた全ての関係者の皆様に感謝を伝えたいと思います。そして、チームメートやファンの皆様とともに、もう一度日本一を目指して戦いたいと思います。引き続き、熱いご声援をよろしくお願いします」

23年には遊撃のレギュラーとして攻守に輝きを放ち、18年ぶりのリーグ優勝と日本一に貢献。その後の3年間も貴重な働きを随所に見せてきた。25年と今年を合わせて計3度の美酒を味わっている。

今年は開幕直後にスタメンに固定された。4月4日の広島戦(マツダスタジアム)では延長10回に決勝2ラン。シーズン中盤以降、熊谷、小幡、元山に出番を譲ることが増えたが、勝負強さは健在。代打としても期待が高く、まだまだ老け込む年齢ではない。

野球に取り組む真摯(しんし)な姿勢でチーム内の存在感も大きい。