7日にくも膜下出血で亡くなった巨人内野守備走塁コーチの木村拓也さん(享年37)の「お別れ会」が24日、都内ホテルで球団関係者によって行われる。午前11時からの会に先立ち、午前8時から2軍関係者が訪れた。岡崎郁2軍監督(48)はじめファーム首脳陣、選手、スタッフが壇上に置かれた木村さんの写真に白バラを献花し、手を合わせた。

 チーム最年長で木村さんと公私にわたり親交の深かった大道典嘉内野手(40)は「2人とも巨人に移籍してきて同じ境遇。付き合いは、人一倍長い。本当、私生活から野球までいつも一緒だった。思い出がありすぎて言葉が出てこない。強いて挙げれば、一緒にお立ち台に上がったことでしょうか」と、08年6月21日のソフトバンク戦を挙げた。この試合では、大道が9回2死から同点ソロ、延長12回に木村さんがサヨナラ打を放った。

 [2010年4月24日12時4分]ソーシャルブックマーク