<横浜6-14ロッテ>◇13日◇横浜

 ファウルの判定が本塁打になった!

 ロッテが1点を追う6回だ。1死満塁で、投手・秋親の代打・福浦和也内野手(34)が、右翼ポール際に大飛球を放った。打った瞬間本塁打の当たり。一塁側に数歩歩いた福浦は、冷静に打球の落下点を確認。本塁打と思い、喜びのポーズを取ろうとしたとしたところで、一塁塁審はファウルの判定。西村監督の要望でビデオ判定となった。判定を終え、グラウンドに現れた中村三塁塁審は、マイクで「ビデオ判定の結果、ホームランに判定を変えます」とアナウンスした。ファウルの誤審が代打逆転満塁本塁打に訂正され、福浦は「打ったのはフォークです。満塁本塁打は2本目かな?

 杉内から打って以来かな。日本シリーズでも1本打ったかな?

 代打満塁本塁打は初めてだよ。ビデオ判定?

 絶対に入っていると思っていた。頼むぞという気持ちで待っていた。あれがファウルになるのとではチームもオレもえらい違い」とコメントした。

 [2010年5月13日21時44分]ソーシャルブックマーク