阪神OBの野球評論家、矢野燿大氏(42)が8日、全国に約300店舗を展開する回転すし店「スシロー」の応援部長に就任し、大阪府吹田市内の同本社で記者会見した。現役時代の背番号「39」にちなみ、3月9日から、関西エリア103店で、キャンペーン「関西プロジェクト」を実施。矢野氏は、いくらやツナ、まぐろをサンチュで巻いて食べる「ひっしのパッチまき」(2種類=105円)を考案し、この日、披露した。「ちょっと食べにくいので、口を大きく開けて必死に食らいついてください。そういう食べ方も楽しいですよ」。

 キャンペーンは今月31日まで予定し、期間中には「ひっしのパッチまき」1皿ごとに3円を、矢野氏が難病患者支援のために立ち上げた「39(サンキュー)基金」に寄付。中旬以降には、矢野氏本人が関西エリアの対象店舗を訪れる。