不振に苦しむ巨人ジョン・ボウカー外野手(28)が24日、原辰徳監督(53)から連日の指導を受けた。チームは25日のDeNA戦に備えて空路、熊本入り後、約2時間の全体練習を行った。ボウカーはティー打撃では原監督にボールを投げてもらいながら指導を受けた。「コンパクトに振るということ。監督から指導をしていただいてうれしい。なるべく早く状態を戻せるように頑張っていきたい」とやる気十分の助っ人に、原監督も「昨日からね、ガッツもボウカーも何かいいきっかけになればと思ってね。彼も日本に来て苦しんでいる。必死で戦っているから。彼に少しでも投げるようなところがあれば別だが、非常に前向きにやっている。何とか手助けして、本来の姿に戻って欲しい」と期待した。