巨人立岡宗一郎内野手(22)が15日、都内の球団事務所で契約更改交渉し、現状維持でサインした。

 シーズン途中にソフトバンクからトレード移籍し、7月のプレー中に、左肘の靱帯(じんたい)を断裂する大けがを負った。肘痛のため、9月から左打者に転向した。「トレードもあり、大けがもあり、すごく変化のある1年だったなと思って。これから今年を境に良くなったと思えるような、今年の経験を生かして来年以降やっていきたい。右打席で振れなくなり、左にしました。9月に左に変え、右で振れなかったので。フェニックスも左で行ってきました。右は治らないものと思って。治ったら、チームにスイッチはいないので。何とか食い込めるのではと考えました。ケガの功名?

 そうですね。そのつもりで頑張ります」と、逆境から這い上がると意気込んだ。