阪神の新外国人ブレイン・ボイヤー投手(31=ロイヤルズ3A)が19日、甲子園で行われた1軍練習のシート打撃に登板し、主力と対戦した。ベテラン桧山を内角低めのカーブで空振り三振に抑えるなど、打者5人から3三振を奪った。

 和田豊監督(50)ら首脳陣が見守る前での力投をボイヤーは「いい球を投げられたと思う。ストライクを投げること、投手板に体重を乗せて、投球フォームも意識したよ」と振り返った。これまで2軍戦で登板を重ねてきたが、セットアッパー右腕として1軍昇格をうかがう。