<ソフトバンク1-2ロッテ>◇7日◇ヤフオクドーム
ソフトバンクは4月28日のロッテ戦で2勝目をあげて以来、勝ち星がない武田翔太投手(20)が先発のマウンドに上がった。
試合前のブルペンでは34球。見守った郭泰源投手コーチ(51)は「前回よりは状態はいい。打者1人1人に慎重に投げてもらいたいが、狙いすぎると四球でリズムを崩してしまう。ボール自体は悪くないので、とにかくベースの上で勝負してほしい」と話していた。しかし立ち上がりから制球を乱し、5回まで1安打ながら5四球。何とか無失点に抑えたが、6回1死二塁から里崎に死球を与えて降板となった。
この時点で勝ち投手の権利はあったが、8回に追いつかれて消滅。武田は「コントロールが荒れていたので、野手の皆さんにも中継ぎの皆さんにも迷惑をかけてしまいました」と猛省した。