巨人が来季の新外国人として獲得を目指すクリス・セドン投手(30)と、本格交渉に乗り出す用意があることが9日、分かった。

 セドンは今季、韓国SKに所属し14勝を挙げ最多勝に輝いた。193センチ、93キロの大型左腕。メジャーでもロングリリーフで実績を積むなど、通算38試合に登板し2勝3敗。先発もリリーフもできる中で、巨人としては先発ローテーションを担える存在として白羽の矢を立てた。現在、セドンはSKの保有者名簿に掲載されており、SKの関係者が契約の詰めのため渡米した。しかし、韓国のルール上、提示できる年俸は今季年俸から25%増の3750万円が上限。契約は破談になるとみられており、巨人は準備を進めている。