阪神は4日、3月30日の巨人戦(東京ドーム)で救急搬送されて入院していた西岡剛内野手(29)が4月2日に大阪府内の病院を退院したと発表した。球団広報は「毎日、病院に行っています。(再入院の可能性は)もう大丈夫だろうということ」と話した。

 西岡は3月30日巨人戦の2回、二塁守備で飛球処理を試みた際に右翼福留と交錯して後頭部を強打し、救急車で途中退場。都内の病院で診察を受け、鼻骨骨折と左肩鎖関節脱臼、左右の第1肋骨(ろっこつ)の骨折と診断されていた。その後、大阪府内の病院に転院していた。全治などの見通しは立っていない。