楽天は14日、来季の監督として大久保博元2軍監督(47)の内部昇格を正式発表し、仙台市内の球団事務所で就任会見を行った。

 大久保新監督は立花球団社長とともに会見にのぞみ、「星野監督に一言、『やれ!』と言われました。今朝の今朝に言われたばかりで、混乱して何を言ったらいいのか分からない。でも星野野球を引き継いで、『闘志なき者は去れ』、『バッテリー中心の守り』を掲げてやっていきたい。みんなで常勝軍団を作るため、厳しい鍛錬をしていきたい。ファンの方々はものすごい不安やいろんな思いがあると思いますが、優勝して恩返ししたい。たくさんの勝ちをつかんでいきたい」と意気込んだ。

 大久保新監督は2012年から1軍打撃コーチ、13年から2軍監督を務めた。ことしは星野監督の休養中に17試合で1軍の指揮を執った。選手としては1985年に茨城・水戸商高から西武入り。92年途中から巨人でプレーし、明るいキャラクターで人気を集めた。