<セCSファイナルステージ:巨人4-8阪神>◇第4戦◇18日◇東京ドーム

 阪神が巨人に4連勝し、2005年以来、9年ぶりの日本シリーズ進出を決めた。阪神はCSファーストステージでも広島を1勝1分けで下し、6戦負けなしで初めてCSを勝ち抜いた。

 25日に本拠地・甲子園で開幕する日本シリーズでは、ソフトバンクと日本ハムの勝者と対戦。1985年以来となる日本一を目指す。

 試合後、和田監督のインタビューは以下の通り。

 ―一気に4連勝

 和田監督

 選手たちがよくがんばってくれた。

 ―敵地で4連勝、簡単ではなかった

 和田監督

 甲子園のファーストステージで苦しい、しんどい試合を勝ち抜いてきましたので、東京ドームに来てからは、チャレンジャーの気持ちで思いっきり暴れてこいと送り出しました。

 ―初戦から打線が、いい形で先手を取った

 和田監督

 甲子園で点が取れなくて、バッテリーにおんぶに抱っこという形で勝ち抜いてきたが、打線は調子悪くなかったので東京ドームに来たら爆発してくれることを望んでいた。

 ―どのバッターも当たっていた

 和田監督

 (西岡)剛が帰ってきたことで、チームの雰囲気がガラッと変わった。クリーンアップがチャンスでしっかりとランナーを返してくれるんで、東京ドームではいい攻撃ができた。

 ―呉が6連投

 和田監督

 6連投も2イニング、3イニングと回をまたいで多少無理をさせた感があるんですが、最後までしっかりと投げてくれた。

 ―巨人に4連勝、イメージはあったか

 和田監督

 今回勝たせてもらいましたけど、セ・リーグのチャンピオンチームはあくまでもジャイアンツです。我々はセリーグの代表として、日本シリーズ、日本一を目指してやっていきたいと思います。

 ―胴上げがなかったが

 和田監督

 はじめから今回は(胴上げなしを)予定してましたので、日本シリーズで選手たちに胴上げしてもらえるようにしっかりとがんばります。

 ―9年ぶり日本シリーズへ

 和田監督

 シーズン中、勝負どころで勝てなくて、ファンの皆さんには歯がゆい思いというか、悔しい思いをさせました。今日やっと少しだけお返しできたと思います。今日(スタンドに)来てくれた皆さん全国のタイガースファンの皆さん、本当に温かい、熱い、ご声援ありがとうございました。日本シリーズもチャレンジャー精神で大暴れしてきたい。