<全日本大学野球選手権:早大2-1奈良産大>◇15日◇準々決勝◇神宮

 早大が5投手を繰り出して辛うじて1点差を守り、準決勝に進出した。岡村猛監督(57)は「厳しい、苦しい試合になった。先発の高梨(雄平投手=2年)がよくなかったんで、継投に頼るしかなかった」と振り返った。安打数は奈良産大のちょうど半分の5本がやっと。決勝点は押し出しの四球で奪ったものだった。準決勝の相手は、プロも注目する大型左右2投手を擁する九州共立大だ。同監督は「楽しみです。どう得点して勝つか。ワセダにとっていいテーマになるはず」と話した。